育毛の飲み薬「プロペシア」

育毛のための飲み薬の代表的なものに「プロペシア」があります。
プロペシアはもともと、前立腺の治療薬として使われていましたが、プロペシアを服用している多くの患者に発毛作用が確認されたことから、育毛のための飲み薬として注目されるようになりました。

この育毛の飲み薬は、アメリカをはじめ世界60か国以上で利用されており、日本では医薬品として取り扱われている飲み薬です。
育毛のための飲み薬とはいえ、医薬品である以上、手軽に購入することはできません。
あくまでも病院へ出向き、診察を受け、その後飲みクスリが処方されるということになります。
病院での診察という点が一般の人には抵抗があり、まだまだプロペシアの浸透率は高くはないようです。

しかし、すでにプロペシアを使っている病院では、これまでの塗布する育毛剤に比べ、飲み薬の方が育毛の効果は期待できるとの見方を強めています。
ただし、どの飲み薬にも言えることですが、使われた方すべてに同じような育毛の効果が見られることは難しいと思われます。

プロペシアの副作用

プロペシアは効果が期待できる反面、副作用も考えられます。
育毛のための飲み薬であるプロペシアの副作用としては、精子の減少や勃起不全、さらには性欲減退といった性機能に関係するものがあるようです。

しかし、この副作用が起こる頻度はかなり低いようで、全体の2パーセント以下であるという数値も報告されています。
また、仮に飲み薬でこのような副作用が出たとしても、その症状は軽いと言われています。

ホホバオイルの塗り薬で育毛

育毛の飲み薬の副作用が気になる方には、飲み薬の代わりに安全・安心な塗布用の育毛薬として数種類のものが挙げられますが、その中の一つにホホバオイルがあります。

これは、北米の砂漠地帯にあるホホバという植物から取れるオイルのことで、スキンケアに効果があるとして人気の出たオイルです。
頭皮は皮脂腺から出る皮脂などで汚れてきます。
ホホバオイルはその毛穴に浸透していき、毛穴の汚れをこそぎだしてくれる作用があります。

ホホバオイルでマッサージをすると詰まった毛穴をきれいにし、頭皮環境を整えることができるということです。

また、オキナワモズクの抽出物も注目されています。
実験などでは、オキナワモズクの抽出物を頭に塗ることで効果があり、食べる効果については確認されていないようです。

しかし、昔からワカメや昆布など、海藻類の食べ物が髪の毛に良いといわれていますので、塗って効果があるなら食べても効果はあるのではという見方もあります。

育毛のために飲み薬を選ぶか塗布薬を選ぶかは個人の問題ですが、それぞれの症状や、精神的な面も含めた安心感という点にも注目しなくてはいけないのかもしれません。

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